手抜きOpenGL が 本 になりました
以前から「金がない,金がない」とぼやいているわけですが,結局どこからもお金は降ってこず(科研費も当たらんかった),いよいよ研究を紙と鉛筆…じゃなくてパソコン1台でできる範囲に集約せざるを得ないなぁと考えている今日この頃です.システム情報学センターのVR実験設備も,本年度いっぱいでなくなりそうな気配ですし(そうならないようにいろいろお願いしているのですが).なんだか手足を次々ともがれていくような感じです.
それで「これは本でも書くしかないかなー」と本気で思っていたところに,工学社さんから書籍化のお話をいただいたので,「ままよ」とばかりにお受けした次第です.
タイトルは「GLUTによるOpenGL入門」
本のタイトルには「手抜き」というキーワードが入ってません.これは編集の時点で抜かれました.「まえがき」の原稿は「手抜き」が入っているつもりで書いたので,それに関連する部分が削られて若干つながりの悪い文章になってます.でも,帯にはでかでかと「手抜き」って書いてあります :-)
内容は Web そのまんまです.例によって「手抜き」です.「Web の方も残しておきたいんですが構いませんか」と尋ねたら「それはぜんぜん構わない」とのことでした.だから Web ページを印刷しても,ほぼ同じ内容のものが手に入ります.でも,本のほうが多分ずっとコンパクトで索引もついてます ;-)
しかし,自分の文章は本にすると,こんなにもダサくて読みづらいものなのかとつくづく感じました.すごく恥ずかしくて情けない気分です.編集のかたはレイアウトや装丁にもとても力を入れて下さったので,私も少しくらいは手を入れとくべきだったなぁ.
Amazon のモトが取れるかな
というわけで,我ながらあんまり使えそうにないと思える本ですけど,OpenGL 関係の本では多分一番安い(Amazon で価格で並べ替えたら1番だった)んで,値段相応の内容だということで許してください.それでも,自腹で Amazon から買って学生さんの研究室にそろえた専門書(「あなたがお買いになった本は14万円ナニガシで売れます」とかいうメールが来たときはめげた)のモトが多少なりとも取れれば嬉しいな,と皮算用しています.欲を言えば,論文の別刷り代くらい出ないかなー(この自腹はこたえるしムナシイ).
