床井研究室

Blog の移行

管理者が 2027 年 3 月に定年退職するため、職場のマシンで運用していたブログを、GitHub Pages にアーカイブしました。既に旧ブログの各記事から、こちらにリダイレクトするようにしています。このリダイレクトを容易にするために、GitHub Pages 側の permalink は YYYY-MM-DD.html という形式にしています。そのため、slug を反映していません。

22 年半経った

仕事場のホームページを Blog 化したのが 2004 年 1 月 7 日なので、ほぼ 22 年半、運用していたことになります。ちなみに、最初の記事では、

正月、去年の年末で自分のホームページを立ち上げて以来10年が経過したことに気づいたので、久しぶりに自分のホームページをリニューアルすることにしました。ただ、単に書き換えるだけでは面白くないので、今流行の Blog スタイルにしてみました。

と書いていましたから、職場のマシンで Web サーバを動かし始めてからは、32 年以上経ったことになります。

tDiary から GitHub Pages への移行

旧ブログは tDiary で運用していましたが、移行先には GitHub Pages を選びました。

tDiary について

tDiary の記事を GitHub Pages に移していて思ったのは、tDiary がめっちゃ高機能だということでした。動的ブログシステムですが、軽量コンパクトなのに、単体でエディタやコメント機能、記事の管理機能などを持っており、プラグインで機能を拡張することができます。思いついたときに、スマホからでもブラウザから記事を更新したりできます。

だから、最初はそのままどこかの VPS(母校の舞鶴高専の後輩が創業者らしいところとか、卒業生が就職した社名が古風なところとか)に移すかと思っていたのですが、私が生物的に更新ができなくなったとき()のことを考えて、GitHub Pages に置くことにしました。

Jekyll 記法への書き換え

移行先では、サイト構築に GitHub Pages 標準の Jekyll を使います。そのため、tDiary 記法の記事を Jekyll 記法に書き換える必要があります。そのため、最初は sed などを使って一括変換を試みたのですが、tDiary 記法は空行の次は見出しになるなどレイアウトに文脈依存の部分があるため (空行の次は見出しになるとか、でも行頭に空白が入っていると段落になるとか)、一筋縄ではいきませんでした。

そこで AI (Google Antigravity) を使ってみたのですが、ブログの移行を始めた 2026 年 4 月頃の Gemini 3.1 の Flash-Lite や Pro が作ってくれた Python のスクリプトは、かなり細かいところまで変換してくれたものの、意図したレイアウトを実現するために結構 ad hoc な書き方をしていたこともあって、文脈からレイアウトを推定して Jekyll 形式に置き換えなければならないところが網羅できていませんでした。

それで、そのような不完全な結果を手作業で修正していました。その際に、間違っていた記述の修正や不足していた内容の追加、コメントで頂いた指摘の反映なども行っていました。また、バイナリを含めて ZIP や開発が終了した LZH でアーカイブしていたサンプルプログラム1を、一つずつ CMake 対応して GitHub に置くという作業もしていました。そのため結構時間がかかってしまい、3 分の 1 弱の 50 本を書き換えるのに 1 か月以上かかってしまいました。

その後、空き時間が取れなくなってきたので作業はしばらくお休みしていたのですが、夏休みに入って作業を再開して Gemini 3.5 Flash を使ってみたら、一括処理できるものは Python で、個別に対応しなければならないものは Gemini 自身が処理してくれるようになり、一気に作業が進むようになりました。3.8 では、ほぼ手直しの必要がなくなっていました。

サンプルプログラムの方も CMake 対応から README.md 作成、GitHub CLI を使った GitHub への リポジトリ作成 & push までを自動的にできるようになりました。ただし、いくつかのものは Gemini が Windows と Linux でビルドを通していたものの (Linux は Gemini が Windows から旧サーバに自分でログインしてやってた)、自分で実行してみると動かなかったりしたので、手作業で修正する必要がありました (その方が早かったし)。また macOS 対応も macOS 上でやり直す必要がありました (Gemini が)。

コメントの取り扱い

旧ブログにはありがたいコメントをたくさんいただいていたのですが、移行の際に削除してしまいました。申し訳ありません。いくつかのコメントは記事内で引用したり、コメントで頂いた指摘を記事に反映したりします。コメントを記事中に埋め込むこともできたのでしょうが、移行開始時に手間がかかっていたこともあって、最初に Jekyll 形式に変換したときに考慮していませんでした。

まあ、元が古い記事のアーカイブなので、もうコメントされることもなかろうと思いますが、そのうち気が向いたら giscus か何かでコメント欄を復活するかもしれませんが(下記のこともあって、私の気力の方がもう……)

管理人自身の移行

実は管理人自体も移行先が決まっていたのですが、諸般の事情でキャンセルされてしまったので、退職後はプータローの予定です。どうしたもんですかね。ここに「お仕事募集中」とか広告でも載せてようかな。

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