床井研究室

ステレオドライバの威力

知り合いを通じて、3D 液晶が付いたシャープのノートパソコン (Mebius) を貸してもらいました。やっぱり、変なことせずに素直に使えるのは楽です。 nVIDIA ビデオチップには CAD 用 (高価!) とコンシューマ向けの2つのタイプがあって、OpenGL の立体視機能、いわゆる Quad Buffer Stereo の機能は CAD 用のものでしか使えません。しかし、コンシューマ向けのビデオチップでも「ステレオドライバ」をインストールすれば、立体視が可能になります。Mebius のビデオチップもコンシューマ向けのものですが、このドライバによって立体視を実現しています (nVIDIA が 3D 液晶付き Mebius 用に作りこんでくれたらしい)。

ただし、このドライバを使っても、Quad Buffer Stereo 自体が使えるようになるわけではありません。ドライバがある種の 3D アプリケーションに対して、自動的に立体視表示を行うようにしてくれるのです。したがって、視差の設定などはアプリケーションではなく、ドライバ側の設定で行うことになります。いくつかのゲームアプリケーションの設定が、プリセットとして用意されていました。 これは、プログラマ的には少し面白くないかも知れません。しかし、GLUT でゲームモードにするだけで、自動的に立体視モードになります。その際、アプリケーションで右目と左目を描き分ける必要もありません。とても楽です。パフォーマンス面でも有利のように思えます。さらに Mebius の場合、スイッチ液晶の ON/OFF までやってくれます (しかし、デバッガに落ちたときに「3D スイッチ」では画面を元に戻せなくて困った).

惜しむらくは1, ビデオチップが DirectX 9.0 に対応していないこと (いや、私は OpenGL 使うから別に構わないんですが、Lavie G type S を買った最初の動機が DirectX 9.0 だったので), そして… Backspace キーの右に Home キーがあることだぁ! (これは英語キーボードの話)

いやいや、よくできたノートパソコンです。Pentium IV だし、メモリカードスロットもいっぱいついてるし、DVD マルチドライブだし。貸してくれた方に感謝 (o)

  1. あと本体の重量が 4kg くらいあった上に、AC アダプタが 2kg くらいありました。(2026 年 4 月 19 日 追記)