情報処理 I - 第7回

今回の目標

  1. 画像ファイルの作成方法について知る
  2. 画像ファイルの配置方法について知る
  3. クリッカブルマップの作成方法について知る
教科書127~134ページ

1.画像・図形ファイルとビューア

1.1 画像・図形ファイルの種類

画像や図形を格納したファイルの種類には,用途などによって様々なものがあります.

PostScript (PS)
Adobe 社が開発したプリンタ制御用の言語.PDL (Page Description Language: ページ記述言語)の一つ.印刷物の「ページ」に文字や図形,画像などを配置します.PostScript は PostScript プリンタに組み込まれたインタプリタによって解釈されますが,gs (Ghostscript) はそれと互換性のあるインタプリタソフトウェアです.gv, ggv, ghostview は gs にユーザインタフェースを付けたものです.
Encapsulated PostScript (EPS)
他の PostScript ファイルに埋め込んで,一つの図形要素として使えるようにカプセル化された PostScript 形式のファイル形式です.
Portable Document Format (PDF)
ページのレイアウトを保持したまま文書の交換を行うための,PostScript から派生したデータ形式です.異なるコンピュータ間で文書ファイルのレイアウトを正確に再現できるため,マニュアルなどの電子化に用いられています.PostScript ファイルから gs を使って作成できるほか,Tgif でもこの形式でファイルを出力できます.
Graphics Interchange Format (GIF)
パソコン通信 (CompuServe) において画像データを交換するために考えられたファイル形式です.同時に 256 色までしか表現できないため写真などの表現には向きませんが,コンピュータの画面表示など単調な色使いの画像ならかなりデータサイズを小さくできるため,Web のバナーなどに多用されています.
JPEG File Interchange Format (JPEG, JFIF)
JPEG (Joint Photographic Expert Group) という団体によって開発された符号化方式を用いた,画像ファイルの形式 (JFIF)です.写真画像を非常に効果的に圧縮でき,画質とデータサイズのトレードオフを制御できるという特徴を持ちます.GIF とは逆に単調な色使いの画像に用いると,かえって画像が乱れる場合があります.
Microsoft Windows Device Independent Bitmap (DIB, BMP)
Microsoft Windows で用いられている画像ファイルの形式です.
Tag Image File Format (TIFF)
Aldus 社(後に Adobe 社に吸収)と Microsoft 社が共同で開発した,さまざまな画像データを保持できる画像ファイルの形式です.
Portable Network Graphics (PNG)
GIF の特許問題や色数の制限など問題を回避するために,新しく考えられた画像データの形式です.データの符号化方法には LZW より効率がよく特許の問題もない手法が採用されています(この特許は日本国内において2004年6月20日に期限切れにより失効しています).また色数も 256 色のほかにフルカラー画像も扱えます.
TrueVision Targa (TGA)
TrueVison 社の画像取り込み装置が出力する画像ファイルの形式.多くのビデオ編集システムで,ひとコマ単位の画像データとして使用されています.LightWave などの CG ソフトウェアでも,この形式で画像を出力できます.

1.2 ベクトルデータとビットマップデータ

作図ソフトの Tgif(後述)では,図を線分や円などの図形要素の組み合わせで表現しています.このような図のデータは,一般にベクトル形式と言います.PostScript や EPS,PDF などもベクトルデータを保持することができます.これに対して,写真のように色のついた点(画素,ピクセル)の集合で画像を表現したものは,ビットマップ形式と言います.Windows の画像データである BMP や,デジタルカメラや Web で使用される JPEG などがビットマップデータです.普通,画像データと言えば,ビットマップデータのことを指します.

ベクトル形式のデータは拡大縮小してもぼやけたりつぶれたりすることがありませんが,写真のような画像を扱うことが困難です.ただしベクトル形式のデータでも,図形要素の一つとしてビットマップ形式のデータを保持することがあります.

1.3 ビューアソフトウェア

図形ファイルや画像ファイルを画面に表示するソフトウェアを,一般にビューアと言います.ページャも言わばテキストファイルのビューアです.

拡張子 ファイルの種類 ビューアソフトウェア
.ps PostScript gs, gv, ghostview
.eps Encapsulated PostScript
.pdf Portable Document Format xpdf, acroread
.gif Graphics Interchange Format display, ee, danpei
.jpg, .jpeg, .jfif JPEG File Interchange Format
.bmp Microsoft Windows Device Independent Bitmap display, ee, danpei
.tif, .tiff Tag Image File Format display, ee, danpei
.png Portable Network Graphics display, ee, danpei
.tga TrueVision Targa display
.swf Macromedia Shockwave Flash (Webブラウザ)

ビューアソフトウェアの中でもっとも手軽に使用できるのは ee (ElectricEyes) でしょう.displayImageMagick という画像管理ソフトウェアの一部で,非常に多機能です.danpei は複数の画像ファイルのプレビュー画像(縮小した画像)を表示して,ファイルマネージャのように画像ファイル表示や管理を行うことができます.この他に,画像の表示機能はありませんが netpbm というコマンド群を用いれば,たいていの画像ファイルの形式を別の画像ファイルの形式に変換することができます.

1.4 magic

ビューアソフトウェアによっては,拡張子が指定されていなくても画像ファイルの種類を判別できる場合があります.magic は Unix や Linux において拡張子に頼らずにファイルの中身を判別する手段です.magic とはマジックナンバーのことですが,ファイルのタイプに対して実際に番号が割り振られているわけではありません.これは file コマンドがファイルの中身を調べるときにヒントとして使っているファイルの先頭のデータのパターンです.パターンのデータベースは /usr/share/magic というファイルにあります.

file ~ファイルの種類を調べる
% file image.png[Enter]
image.png: PNG image data, 720 x 540, 8-bit, colormap, non-interlaced
% file figure.ps[Enter]
figure.ps: PostScript document text conforming at level 2.0

Unix/Linux ではファイル名の拡張子による判断があてにならない(拡張子が付いていないものが多い)ため,これを使って中身を確認するアプリケーションソフトウェアもあります.もちろん,magic がデータベースに登録されていないファイルは判断できません.

2.画像編集

2.1 画像編集ソフトウェア gimp

gimp (このページの日本語訳はここ)は非常に高機能な画像編集ソフトウェアです.この分野のソフトウェアでは Adobe 社の PhotoShop が有名ですが,gimp もそれに劣らない多機能性を誇っています.詳しい使い方はマニュアル(このページの日本語訳はここ)を読んでください.

2.2 gimp の起動

ターミナルを開いてカレントディレクトリを html に移した後,gimp コマンドを実行してください.

gimp の起動
% cd html[Enter]
% gimp &[Enter]

最初に gimp を起動したときには,初期設定のウィンドウが現れます.

このソフトウェアは GPL (GNU General Public License: GNU 一般使用許諾) のもとに配布されているソフトウェアです.そのまま「次へ」をクリックしてください.

gimp はここでホームディレクトリに .gimp-1.2 というディレクトリを作り,そこに設定ファイルなど各種のファイルを置きます.そのまま「次へ」をクリックしてください.

.gimp-1.2 というディレクトリの作成作業のログを表示します.エラーがなければ「次へ」をクリックしてください.

タイルキャッシュサイズが大きいほど,大きな画像の編集作業が軽快になりますが,コンピュータに搭載されているメモリよりも大きな値を指定するとかえって遅くなります.演習用のコンピュータには 512MegaBytes のメモリが搭載されているので,オペレーティングシステム等他のプログラムが使用するメモリを差し引いても,タイルキャッシュサイズに 256MegaBytes くらい指定できると思いますが,一応上限は 128MegaBytes くらいにしておいて下さい.

編集中にタイルキャッシュに入らなかったデータはスワップディレクトリ内のファイルに書き出されます.標準のスワップディレクトリはホームディレクトリの下に置かれますが,ホームディレクトリはネットワークを介してサーバコンピュータ上にありますから,ここをスワップディレクトリに使うとネットワークの通信量が増えたりサーバの負荷が増大したりしていいことありません./tmp は演習用のコンピュータ自身のハードディスクにありますから,そこをスワップディレクトリに指定します.

モニタの解像度は,「測定」ボタンを押して調整しても構わないのですが,今は時間がないのでそのまま「次へ」をクリックしてください.これで gimp の初期設定が完了しました.

これが gimp の起動画面です.次回からはここから始まります.毎回起動すると,「今日の技」を教えてくれます.技を会得したら,「閉じる」をクリックしてください.

2.3 画像の新規作成

それでは,とにかく何か描いてみましょう.まず,「白紙」の画像を用意します.The GIMP ウィンドウの「ファイル」メニューから「新規」を選ぶか,Ctrl-N をタイプしてください.

すると次のウィンドウが現れます.ここで作成する画像の大きさや解像度を指定します.

画像のサイズは作成する画像を構成するピクセル(輝点,画素)数です.解像度は,単位がインチなら(コンピュータはアメリカ由来のものなので,単位として結構インチが使われます)1インチあたりのピクセル数です.上の設定のそれぞれの数値には,次のような関係があります.

画像の種類の RGB はカラー,グレースケールは白黒を意味します.塗り潰しの種類は新規に作成する画像の下地の色です.前景背景は,"The GIMP" ウィンドウの色設定を使います.

設定が完了したら「了解」をクリックしてください.「名称未設定」というタイトルが付いた作画ウィンドウが現れます.同時に,「レイヤー,チャンネル & パス」ウィンドウに「背景」という項目が現れます.

2.4 ペンで描く

それではここに何か描いてみましょう.最初に会得した「技」のとおり,GIMP のほとんどの機能は,この作画ウィンドウ上でマウスの右ボタンをクリックして現れるメニューで呼び出すことができます.

(1) 前景色を設定する

まず,ペンの色を決めます.前景色は描画に使う色です.前景色を設定するには,"The GIMP" ウィンドウの「前景色の設定」をクリックしてください.

すると「色選択」のウィンドウが現れます.色の選択方法は4種類ありますが,そのうちの "GIMP" について解説します.

使いたい色の色相 (Hue) を真ん中の縦棒から選びます.そして左側の領域で彩度 (Saturation) と明度 (Value) を調整します.この順番はどうでも構いません.もちろん,右側のスライダをドラッグしても調整できます.このウィンドウは,邪魔なら閉じても構いませんが,開きっぱなしでも問題ありません.

(2) ペンを選択する

次に作画に使う画材を選択します.試しに「絵筆」を選んでみましょう.

そして,絵筆のブラシ形状を選択します.ここでは小さ目の,くっきりとしたブラシを選択してみます.

その後,作画ウィンドウでマウスを動かします.失敗したと思ったら,Ctrl-Z をタイプするかマウスの右ボタンをクリックして「編集」メニューから「アンドゥ」を選べば,操作を取り消すことができます.ちなみに「リドゥ」は,取り消した操作をもう一度やり直します.

2.5 塗りつぶす

上の絵のように閉じた領域には,ペンキ缶を使って色を流し込むことができます.

(1) 塗りつぶし色/塗りつぶしパターンを選択する

ここではパターンで塗り潰すことにします.「塗り潰しツール(ペンキ缶)」を選んだ後,「パターン設定」をクリックしてください.

「ペンキ缶」を選ぶと「ツールオプション」のウィンドウが「塗りつぶし」の設定に変わります.ここで「パターン塗り」を選んでください.また「パターン設定」をクリックすると「パターン選択」のウィンドウが現れますから,ここから塗りつぶしに使うパターンを選んでください.

(2) 塗りつぶす領域を指定する

あとは塗りつぶす領域をマウスでクリックして,その領域を塗りつぶしてください(上図の下側).

2.6 消す

(1) 消しゴムで消す

描いたものを消すには,消しゴムを使います.

これは絵筆などと似ていますが,描画に背景色を使います(「背景」のレイヤーの場合).

(2) 選択した領域を消す

領域を選択して消すこともできます.例えば,次の方法で楕円形の領域を消すことができます.まず「円形領域の選択」を選択してください.

そして作画ウィンドウ上で領域を選択し,マウスの右ボタンで現れるメニューの「編集」から「カット」を選んでください.

選択した部分が消されます.

「楕円形選択」のツールオプションで選択範囲をぼかすことができます.

これは次のような消し方になります.

2.7 画像を拡大縮小する

画像を拡大縮小するには,マウスの右ボタンで現れるメニューの「画像」から「拡大縮小...」を選んでください.

「画像拡大縮小」のウィンドウで画像の「新しい幅」「高さ」を設定してください.ここでは 100px(100ピクセル)にしてみます.「比率」の右側にあるがつながっていれば,拡大縮小時の縦横比が一定になるので,「新しい幅」か「高さ」のどちらかを指定すれば,もう一方も自動的に決まります.

最後に「了解」をクリックしてください.

この処理も Ctrl-Z をタイプすれば取り消すことができます.

2.8 画像を保存する

編集した画像を保存するには,Ctrl-S をタイプするか,マウスの右ボタンで現れるメニューの「ファイル」から「保存」を選んでください.

ファイル名を指定します.拡張子は保存するファイルの形式で決定してください.

JPEG 形式で保存するときは,次に保存する際の品質(画質)を設定します.

品質が高いほど画像は忠実に保存されますが,その分データサイズが大きくなります.

2.9 Script-Fu を使ったバナー画像の作成

gimp には,目的の画像を得るために同じ手順を何度も繰り返す手間を省いたり,gimp 自身が持つ画像処理機能を組み合わせてより高度な処理を実現したりするための,Script-Fu と呼ばれる一種のプログラミング機能が用意されています.この機能によって実現された画像処理手法が既にいくつか用意されていますから,それを使ってバナー画像(Web ページを飾る看板の役割を果たす画像)を作ってみましょう.

(1) 画像の新規作成

画像を新規に作成してください.大きさは,ここでは幅400ピクセル,高さ100ピクセルとします.あまり大きな画像にはしないほうが無難でしょう.

(2) 背景の作成

前景色と背景色を設定し,画像を背景色で塗りつぶします.塗りつぶしにはペンキ缶が使えますが,背景色で塗りつぶすためには[Ctrl]キーを押しながらマウスの左ボタンをクリックしてください.画像上でマウスの右ボタンをクリックして,現れたメニューから「編集」→「背景色で塗りつぶし」を選んでも塗りつぶすことができます.

(3) 新規レイヤの作成

「レイヤー,チャンネル&パス」のウィンドウで,左下にある「新規レイヤー」ボタンをクリックし,透明のレイヤを作成してください.

(4) 文字の作成

作成した透明のレイヤーに,文字を描きます.「レイヤー,チャンネル&パス」のウィンドウで「新規レイヤー」が選択されていることを確認したら,「The GIMP」のウィンドウで「T(文字)」のボタンをクリックしてください.

この後,画像のウィンドウをマウスでクリックすれば,「文字ツール」のウィンドウが開きます.「プレビュー」のところの文字を作成したい文字に書き換え,「フォント」「フォントスタイル」「サイズ」を選択してください.なお,日本語に対応しないフォントを選択したときには,「文字集合が不足している」というメッセージが出ます.

「了解」をクリックすると画像のウィンドウ上に文字が描かれ,その文字の領域が選択範囲になります.文字の上にマウスを移動するとマウスカーソルが「+」の形になりますから,そこで文字をドラッグして文字の位置を決定してください.「レイヤー,チャンネル&パス」ウィンドウの「イカリ」のマークをクリックすれば,「フローティング選択領域」が確定します.

(5) 影の作成

作成した文字に,ぼけた影を付けてみます.画像のウィンドウをマウスの右ボタンでクリックし,「Script-Fu」→「影」→「影付け」を選んでください.

「Script-Fu: 影/影付け」ウィンドウで影のつき方を微調整した後,「了解」をクリックしてください.「オフセット」は元画像(文字)と影のずれ,「ぼかし半径」は影のぼけ具合,「不透明度」は背景の透け具合を設定します.

影は背景のレイヤーと元画像(文字)のレイヤーの間に生成されます.

(6) 画像ファイルのエクスポート(書き出し)

この画像を JPEG 形式で保存します.画像をマウスの右ボタンでクリックして,「ファイル」→「保存」を選んでください.

「画像の保存」ウィンドウで,ファイル名に banner.jpg を指定してください.「ファイル形式の決定」に「拡張子で判断」を選んでおけば,画像が JPEG (JFIF) 形式で保存されます.

ただし JPEG (JFIF) はレイヤー構造を持った画像を保存できませんから,一旦レイヤーを統合して単一の画像に直す必要があります.このため,「エクスポートファイル」というウィンドウが開きます.なお,この処理はファイルを保存する前に手動で行っておくこともできます.

その後,JPEG 形式で保存する際の画像の品質(画質)を設定します.

(7) レイヤーを保ったまま画像を保存

後で編集するために,レイヤーを保ったまま画像を保存したい場合は,ファイル名の拡張子を .xcf にしてください.上記で作成したバナー画像を保存する場合は,まず画像をマウスの右ボタンでクリックして「ファイル」→「別名で保存」を選んでください.

ここで,たとえば banner.xcf というファイル名を指定してください.

2.10 アニメーション GIF

複数の GIF ファイルをもとに, パラパラ漫画のような簡単なアニメーションを作ることができます.例えば,GIMP の異なるレイヤーに以下のような絵を描いたとします.

「レイヤー,チャンネル & パス」は,このような内容になります.なお,この例の様に最初描いた「植木鉢」が何度も現れるような場合は,「レイヤー複製」を使うと便利です.

この状態で画像を保存します.画像上で右ボタンをクリックし,「ファイル」メニューから「別名で保存」を選んでください.

画像を GIF ファイル形式で保存します.

「アニメーションとして保存」を選んだ後,「エクスポート」をクリックしてください.

最後にアニメーションのさせ方(無限ループ,すなわち繰り返すか1回きりか)やアニメーションの速度(指定しない場合のフレーム間の時間,この時間が長いほどアニメーションの速度は遅くなります)を指定して,「了解」をクリックしてください.

Web ページに貼り付けると,このようなアニメーションになります(実は「フレーム間の時間」の設定がちょっと違います).

3.ホームページ制作(画像編)

3.1 画像を埋め込む

それでは,先ほど保存した画像をホームページに埋め込んでみましょう.画像の埋め込みには <img> タグを使います.emacs で index.html を開き,下線部の内容を追加してください.

<!DOCTYPE HTML PUBLIC "-//W3C//DTD HTML 4.01 Transitional//EN">
<html lang="ja">

  <head>
    <title>Kentaro's page</title>
    <meta http-equiv="Content-Style-Type" content="text/css">
    <link rel="stylesheet" type="text/css" href="profile.css">
  </head>

  <body>
    <h1>和歌山健太郎のホームページ</h1>
    <p><img src="image.jpg" width="256" height="256" alt="自画像">
       和歌山健太郎のホームページへようこそ.</p>
    <ul>
      <li><a href="profile.html">自己紹介</a></li>
      <li><a href="timetable.html">時間割</a></li>
    </ul>
  </body>

</html>

src 属性に指定している画像ファイル名 (image.jpg) は,ディレクトリ html に入れた実際の画像ファイル名にしてください.また widthheight には,それぞれその画像の幅と高さを指定してください.出来上がったら, C-x C-s でファイルを保存してください. その後,Netscape で index.html を開いてください.画像がホームページに埋め込まれましたか?

上の例のように,画像は文字と同様に文書の行内にレイアウトされます.画像の周りにテキストを回りこませたりするには,float というプロパティを用います.画像をテキストの左側に配置するには left を指定します.emacs で style.css を開き,下線部の内容を追加してください.その後 C-x C-s でファイルを保存し,Netscape で再読み込みしてください.

body {
  border: outset 8px;
  line-height: 2;
  margin-top: 3em;
  margin-left: 5%;
  margin-right: 5%;
  height: 30em;
  color: #003300;
  background-color: #669966;
}
dl {
  border: inset 5px;
  padding: 1.5em;
  margin: 1em;
  background-color: #ffffcc;
}
dt {
  font: bold italic larger serif;
  border-top: dotted thin;
  border-bottom: dotted thin;
  background-color: #bbeebb;
}
h1 {
  text-align: center;
  text-decoration: underline;
  color: #ffffcc;
}
img {
  float: left;
}

画像に枠や隣接する要素との間隔を設定することも可能です.profile.css に下線部の内容を追加し,C-x C-s でファイルを保存してください.そして Netscape で再読み込みしてレイアウトを確認してください.

body {
  border: outset 8px;
  line-height: 2;
  margin-top: 3em;
  margin-left: 5%;
  margin-right: 5%;
  height: 30em;
  color: #003300;
  background-color: #669966;
}
dl {
  border: inset 5px;
  padding: 1.5em;
  margin: 1em;
  background-color: #ffffcc;
}
dt {
  font: bold italic larger serif;
  border-top: dotted thin;
  border-bottom: dotted thin;
  background-color: #bbeebb;
}
h1 {
  text-align: center;
  text-decoration: underline;
  color: #ffffcc;
}
img {
  float: left;
  border: inset 5px;
  margin-right: 2em;
}

あと,デジカメやスキャナを用意しますので,自分の顔写真や自分で描いたイラストなど,独自の素材を使う希望があれば知らせてください.画像が大きすぎる場合は gimpee を使って画像を縮小するか,不要な部分を切り取ってください.

3.2 Macromedia Shockwave Flash ムービーファイルの埋め込み

今度は,この講義の第3回で作成した自己紹介の Macromedia Shockwave Flash ファイル (.swf) を,自己紹介のページに埋め込んでみましょう..swf ファイルを埋め込む場合には,<img> タグの代わりに <embed> タグを使います.emacs で profile.html を開き,下線部の内容を追加してください.

<!DOCTYPE HTML PUBLIC "-//W3C//DTD HTML 4.01 Transitional//EN">
<html lang="ja">

<head>
  <title>Profile</title>
</head>

<body>

<h1>自己紹介</h1>
  <dl>
        <dt>名前</dt>       <dd>和歌山健太郎</dd>
        <dt>出身地</dt>     <dd>和歌山県和歌山市</dd>
        <dt>生年月日</dt>   <dd>昭和52年6月23日</dd>
        <dt>趣味</dt>       <dd>美食</dd>
        <dt>メッセージ</dt> <dd>美食サークルメンバー募集中</dd>
  </dl>
  <embed src="profile.swf" type="application/x-shockwave-flash" width="640" height="480">
</body>

</html>

追加できたら C-x C-s でファイルを保存してください.

次に,profile.swf をこの profile.html と同じディレクトリに移します.mvcp コマンドを使って,ホームディレクトリにある(はずの)profile.swf をカレントディレクトリ (html) に移してください(方法がわからなかったら質問してください).その後,Netscape に表示されている index.html の中にある自己紹介のページへのリンクをクリックして,このページを開いてください.

3.3 メールをもらう

自分の Web ページを見てくれた人からメールをもらいたいときは, 自分のメールアドレスを Web ページに明記しておきましょう.これは,メールをもらうだけでなく,そのページの責任の所在(文責)を明らかにするという点でも,意味のあることです.

ただし,最近は不用意にメールアドレスを公開すると,スパム(迷惑メール)が届くことがあります.スパムの宛先となるメールアドレスはソフトウェアによって自動収集されることがほとんどなので,コンピュータにはメールアドレスだと判断されないが人間が見るとメールアドレスだと判断できる記法を用いることにより,スパムが届く可能性を避けることができます.

"@" を at,"." を dot と表記する
"s085000@sys.wakayama-u.ac.jp" であれば "s085000 at sys dot wakayama-u dot ac dot jp" と書く."at を @,dot を . に置き換えてください" などと注釈を入れておいた方がいい.
メールアドレス中に関係ない文字や単語を置く
例えば "s085000@removehere.sys.wakayama-u.ac.jp ← removehere. という文字列を取り除いてください" と書く.
日本語の文字で書く
メールアドレス収集ソフトウェアは日本語に対応していないことが多いようなので(確証なし),"s085000@sys.wakayama-u.ac.jp" と書く.

ただし,これはいずれも根拠のない自衛策です.また「Web ページの文責を明らかにする」という実名主義の観点からも疑問が残りますので,決して推奨はしません.スパムの中には猥褻なもの,詐欺を目的としたもの,コンピュータウィルスやワーム,脅迫など,犯罪的なものも存在しますが,そういうものから身を守れるかどうかは,結局自分自身が正しい判断を行えるかどうかにかかっています.

積極的にメールを受け入れたいと考える場合は,次のような手法を用いることができます.<a href="mailto:メールアドレス"></a> というように, ホットスポットのリンク先に Web ページの URL ではなく "mailto:自分のメールアドレス" を指定すると, そのホットスポットをクリックしたときに Web ブラウザのメール機能を呼び出すようにできます.なお,ここには正しいメールアドレスを指定しなければ意味ありません.

<a href="mailto:tokoi@sys.wakayama-u.ac.jp">
<img src="mail.gif" alt="メールください" width="64" height="64" border="0">
メール下さい</a>

これは下のようになります.この絵か文字をクリックしてみてください.

メールくださいメール下さい

3.3 クリッカブルマップ

ホットスポットとして画像を使用したとき, 通常では画像全体で一つの URL にリンクします. これを,画像上のクリックした位置によって異なる URL にリンクするようにしたものを,クリッカブルマップと呼びます.

クリッカブルマップの実現方法には,いくつかのものがありますが,ここでは <map name="マップ名"> タグを使う方法について説明します.ただし,この方法は古い Web ブラウザでは機能しません.

<map name="organization">
  <area
    shape="rect"
    coords="34,155,244,189"
    href="http://www.sys.wakayama-u.ac.jp/">
  <area
    shape="rect"
    coords="34,115,244,149"
    href="http://www.eco.wakayama-u.ac.jp/">
  <area
    shape="rect"
    coords="34,75,244,109"
    href="http://www.edu.wakayama-u.ac.jp/">
  <area
    shape="rect"
    coords="9,14,224,59"
    href="http://www.wakayama-u.ac.jp/">
</map>

<img src="map.gif" alt="和歌山大学・学部" width="260" height="200" usemap="#organization">

課題

(1)Script-Fu を使ってロゴを作成し,それを適当な画像と合成して,自分の Web ページ用のバナーを作りなさい(Script-Fu のチュートリアルチュートリアルの日本語訳Script-Fu 青空教室).ただし,他人の Web ページ上の画像や雑誌の写真等を許可無く使用してはいけません.適当な素材が無ければ,下記のものを使ってください.
(2)作成した Web ページを学内向けサーバにアップロード(データをサーバに転送すること)してください(Webページのアップロード方法).アップロード後に http://www.sys.wakayama-u.ac.jp/di/students/ を開けば,そこにあなたのユーザ名があるはずです.
(3)時間に余裕があればクリッカブルマップを含むページを作成し,それもアップロードしてください.アップロード先の index.html からリンクを張っておいてください.期限は6月9日までとします.

課題ができたら,メールで tokoi@sys.wakayama-u.ac.jp まで知らせてください.私が確認したら返事を書きますので,それ以降は自由に変更していただいて結構です.その際には,時間割へのリンクなどははずしてください.なお,上記のサーバは学外に公開されませんが,少なくとも学内には公開されていますから,他人に見られて恥ずかしくないものを公開しましょう.なお,大学の Web ページとして不適切なものが公開されていた場合は削除します.

著作権について
Web ページの素材として他人の Web ページ上の記述や画像,音声・音楽等を許可無く使用してはいけません.同様に雑誌等の写真や図版,CD 等の音楽,ビデオや DVD の映像等の他人の著作物を無断で利用してはいけません.